作業場での木材加工の様子


新しく取り付ける玄関の框(かまち)という材料です。
松という木です。
反りや捻じれを取って、まっすぐに削りました。

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杉の無垢板です!
最近ではあまり扱う事のない立派な板ですね。木は乾燥していく過程で剃ってしまいます。
この板も中心部が凹む様に沿っています、
これから大工の修行中に培った技術で反りを直して、
なおかつこれから先も平らなままで板がいるような仕事をします。
私自身、正直久しぶりな仕事です!!


反ってる様子です。 差し金と板表面との隙間を見てください。


[吸い付けを切る]
という方法です。真っ直ぐな角材に写真のような加工をします。
板の裏側にも同じ形の溝を掘ります。



角材を叩いて板の溝に入れて、板が角材なりに真っ直ぐに矯正される様にします。



差し金と板の隙間を確認してください!真っ直ぐになっているのが判るでしょうか?
寸法の加減と正確な加工がされてないと、こういう結果が伴いません。

先人の知恵と技術は改めてすごいと感じました!!


もう反らない板になったので、裏返して表面を荒削りして平らにしました。
今日は以上になります。