桐の箪笥をリフォームしました。
明治の時代に作られた桐の箪笥をリフォームしました!
元は、着物を入れるための総桐造りの箪笥でした。
それをお施主様のアイデアで、食器棚に出来ないか
と言うお話しになりました。
初めての事でしたが、お受けさせて頂き私なりにやってみました!
桐の板を、今なら釘やビスを使用して止め付けますが、
木の釘を手造りして止めてありました。
鉄の細い釘と違い、錆びて劣化することも無い上等な
仕事だと思いました。
明治時代の家具職人さんの技術を目の当たりに出来て
とてもいい勉強になりました。
下の2段はスライドレールを付けてあり、
食器を乗せた板が前に出せるようになってます。
引き出しは、前板を再利用して下への開き戸に直しました。
新しい物には出せない雰囲気がすごいです❗️
また何かありましたら宜しくお願い致しますm(__)m
完成しました。
完成した建物の正面、外観になります。
落ち着いた雰囲気の和モダンな仕上りです。
玄関のひさしを下から写してます。
柱と桁を黒く塗装してあります。
after
玄関ホールになります。
お施主様ご夫妻のこだわりのセンスを、現場に反映出来たと思います。
奥に見える障子は、奥様のアイデアで再利用しました。
少し古びた所が、味となりとてもいい感じです。
赤い壁は、和紙の壁紙で写真だとわかりずらいですが、
実物はいい雰囲気かなりでてます。
ホール正面のカウンターになります。
お施主様の希望で、漆風の塗装仕上げになりました。グッドセンス!!
after
バーナー仕上げを施した梁をアクセントに
無垢の木材で、カウンター周りを造作しました。